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繁忙期後に見直したい!入居の妨げとなっていた3つのポイント


お部屋の数は多いがリビングが狭いリノベーション前の賃貸物件

繁忙期のピークが終わり、ご所有の物件や管理されている物件の状況はいかがでしょうか?中には「入居が決まらなかった」「退去が出てしまった」というオーナー様もいらっしゃると思います。今回は実際にリノベーションをご依頼いただいた物件の中から、特に見落とされやすい「入居の妨げになっていた」ポイントを3つ紹介します。



■ファミリー物件なのにリビングが狭い


リビングは「あればよい」というものではありません。重要なのは広さです。最近ではリビングの狭い3LDKよりも、リビングが広い2LDKを好む傾向があるほど、ファミリー層にとってリビングの広さは重要です。


オーナー様の中には、「部屋数は多いほうがいい」というイメージがあるかもしれませんが、ファミリー向けの物件であれば、部屋数をひとつ減らしても広いリビングにリノベーションされることをお勧めします。



【広いリビングが好まれている理由】

①おうち時間の過ごし方が変化

トレーニングやゲームなど、自宅でのアクティビティやレクリエーションを家族みんなで楽しむ家庭が増加している


②子供部屋の必要性が低下

リビングデスクでの学習など、子供部屋に勉強机を置かないスタイルが人気になっている


③家具の配置など変化させやすい

テレビやソファ、ダイニングテーブルなど、家具のレイアウトを変えやすく、ライフスタ イルの変化にも対応できる



下記は3LDKから広いリビングを取り入れた2LDKに変更したリノベーション事例です。

部屋数を減らしてリビングを広くリノベーションしたお部屋


■2人暮らしの部屋なのに脱衣室がない


お風呂やキッチンなどの設備を交換しても、2人暮らしの物件で脱衣室がなかったら、入居希望者に「住みにくそうだな」と思われてしまうのではないでしょうか。


下記の物件も脱衣室がありませんでした。

脱衣室がないリノベーション前の賃貸物件
カーテンで仕切られた脱衣所

そこでオーナー様に脱衣室をつくるプランをご提案しましたが、キッチンやお風呂も取り替える必要があり、予算的に厳しい状況でした。


そこで、脱衣室の予算を捻出するためのアイデアを考案しました。

お風呂を交換せずに、パネルやシートでリノベーションするという方法です。

ユニットバスを交換せずにパネルとシートでリメイクしたお風呂
壁はパネル、床にはシート貼って浴槽のみ交換

この方法で予算を捻出し、洗面脱衣室が新設されました。

居室は狭くなるが、リノベーションで洗面脱衣室を設けた賃貸物件

また、既存のユニットバスを塗装&パネル貼り&シャワーヘッドや照明などの小物で蘇らせるパッケージリノベーション「お風呂セット」をご提案しております。予算は新規交換の約三分の一なので、浮いた予算で脱衣室や洗面化粧台を設けることが可能です。


低コストでお風呂を生まれ変わらせる「お風呂セット』という名のパッケージリノベーション


■外観写真が映えない


今は多くの方が、不動産屋さんには行かずネットで物件を探す時代です。また、お部屋探しのポータルサイトでは、検索して最初に目に飛び込んでくる情報が物件の外観写真です。


外観写真がおろそかになっていると、せっかくいいお部屋でもそのページを見てもらえる前に脱落してしまいます。とてももったいないですよね?外観写真も内装写真同様、魅力的に映るようしっかり撮影しましょう!



【魅力的な外観写真を撮影するためのポイント】

①天気の良い日に撮りましょう

②水平・垂直を意識して撮りましょう

③魅力的だと思う面が見えるように撮りましょう

④ゴミのない日を選んで撮りましょう

⑤正面だけではなく斜めのアングルでも撮りましょう

魅力的な外観写真を撮影するためのポイント


いかがでしたでしょうか?


空室の要因は物件によって様々です。「どこを改善したら集客力のある物件になるのか?」といった疑問や不安がある方は、弊社の無料建物診断を活用してから、今後についてご検討いただければと思います。


建物診断では、下記の内容を調査して、レポート(報告書)を差し上げています。

■物件の経年劣化状況

■集客に活かせる物件の長所と入居を妨げてしまっている物件の課題

■物件の周辺環境

■入居の可能性が高いターゲット

■類似物件の成功事例


お気軽にお問い合わせください。








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