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なんと築46年!築古をデザインに活かしてリノベーション。見事よみがえり賃料アップも叶ったアパート事例

子力画室】リノベーションのご提案No.04

 

「築古だけどもっと建物を働かせたい」「相続した物件…古くてどう手を付けたら良いのか分からない」とお悩みのオーナー様必見!

築古アパートの風合いを活かしたリノベーションで、みごと家賃アップを果たした成功事例を紹介します。

女子力企画室のリノベーション提案No.4、リノベーションコンセプトは古民家カフェ風

■立地環境の良さを活かせていない建物の現状

 【外装:Before】

施工時築46年の軽量鉄骨造アパート※施工前全景

<改修時の物件情報>

築46年 軽量鉄骨造のアパート(長期で空室1室)

最寄り駅は都心に出やすく快速も止まる便利な駅で二路線利用可。徒歩6分。

また近隣にはコンビニや価格帯がリーズナブルなスーパー、ドラッグストア、100円ショップなどもあり生活環境が充実したエリア。1人暮らしを始める若年層にはピッタリな立地と言えます。


施工時築46年の軽量鉄骨造アパート※施工前_ひび割れたエントランス土間など劣化が目立つ

物件現状は御覧の通りで、経年の劣化や時代を感じさせるデザインの古さがにじみ出ています。


 【内装:Before】


施工前の部屋の様子。和室。入居者層は高齢男性がほとんど

内装は1DK、居室は和室。賃料は60,000円(施工前)。

築年数・和室という条件から、入居者層は男性高齢者がほとんどでした。


立地の良さから若年層を十分取り込める環境であるものの、劣化した外観や内装設備の古さが一般的な若者のニーズから離れているために、入居が見込めない状況でした。


■ターゲットは「オフィスカジュアルが似合う20代男性」

リノベーションプランを作成する前に大切なのは、「どんな人に住んでもらいたいか?」を根拠をもって考えること。

この物件では立地環境のメリットから若年層、築年数と現在の入居者層から男性と設定しました。

ターゲットはオフィスカジュアルが似合う20代男性

都心に出勤する日もあれば、近所のコワーキングカフェでも仕事をする、そんなフレキシブルなワークスタイルの若年男性がイメージです。

■デザインテイストは築古を活かした「古民家カフェスタイル」

設定したターゲット像から好みそうな雰囲気やイメージをコンセプトに落とし込みます。

デザインテイストは築古を活かした「古民家カフェスタイル」

「1日の始まりは一杯のコーヒーから。」

そんなホッと一息つけるような温かく迎え入れてくれる生活空間をコンセプトとして、設定したターゲットのニーズとアパートの築古要素から、デザインテイストを「古民家カフェ風」として、プランニングします。

■古民家カフェ風の外観へ

【After】

外観をリノベーションして古民家カフェ風な装いに

古い印象の強かった外観は、カフェ風のデザインペイントでお洒落な装いに。

塗装は色が増えてもさほど金額は変わりませんので、プランナーのデザインセンスが光ります。


また外からの視線が気になる、丸見えだった1階ベランダ部分には、新しくフェンスを設置。エントランス側からはルーバーを立て、防犯面に配慮しました。

■印象の悪かったエントランス部分の有効活用

 【Before】

印象の悪かったエントランス部分の施工前

エントランス前に立ったコンクリートブロックの塀は、裏側の視界に入らないところで入居者の私物が置かれるようになり、雑多になっていたのが悩みの一つでした。


そこを


 【After】

リノベーションでスッキリお洒落になったエントランス部分

ブロックの塀は撤去してスッキリ広々なエントランスに。

足元の悪かった土間部分も整備し、遊び心のあるサインを添えました。

遊び心を持たせた入居者を思いやる足元サイン

これから出かける入居者を温かく送り出し、出迎えます。


また整備され、スッキリと空いたエントランススペースは駐輪エリアとしました。

小さな自転車のアイアンが光る自転車止め

以前は入居者が各々好きな場所に自転車を停めていましたが、整備され美観性もアップしました。

■玄関扉を開けた3秒を意識した部屋作り

お部屋の印象は、内覧して3秒で入居したいかどうかが決まると言われています。

玄関扉を開けての第一印象を意識した部屋へリノベーション。コンセプトは古民家カフェテイスト。木目とモスグリーンが映える

なので玄関扉を開けてからのファーストインプレッションを大切に、全体を目の惹く木目調で揃え、落ち着きのある空間にしました。

室内窓で採光も意識。統一されたモスグリーンの色と木目

カラーも古民家カフェのイメージに合わせたものでトータルコーディネートしています。

入居者の生活スタイルで変えられる可動棚や有効ボード

ちょっとした飾り棚やアレンジしやすい有効ボードの小物掛け、調節の利く可動棚であったりと、「あったら嬉しい」を叶えるニーズに応えた工夫を所々に施しています。

■入居に近づけるためのもう一押しの工夫

内覧に訪れる方々に向けて「Welcome Book」を作成し、玄関スペースに設置。

入居希望者を入居決定に近づけさせるための工夫。手作りの「welcome  book」

リノベーションした部屋の機能的な使い方や、物件周辺の街情報などを掲載し、住んでからの生活シーンをイメージしやすい1冊に。

入居希望者の「住みたい!」という気持ちを促進させるような工夫の一冊です。

■賃料2万円アップで入居者が決定

長期間空室であったお部屋は、賃料2万円アップで施工中に入居者が決まりました。

(入居者は住んでもらいたいと思っていた、ターゲットの若年層です!)


このように、築古で空室続きのお悩み物件でも効果的なリノベーションをすることで物件価値を取り戻すことができ、住みたいと思ってもらえる物件に蘇ります。


「築古だけどもっと長く維持したい」「相続した物件…古くてどう手を付けたら良いのか分からない」とお悩みでしたらぜひご相談ください。

まずは建物の現状を診断して、一緒に考えていきましょう!








 

朝日リビングの女子力企画室

賃貸リノベーションの専門集団。

全国22拠点で活躍するリノベーションプランナーで構成されています。

オーナー様に寄り添い、賃貸住宅に住まう入居者様の暮らしをデザインするプロジェクトチームです。









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