「1階が空き店舗で、退去後なかなか入ってくれない…」
そんな物件をお持ちのオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか?
店舗スペースを住居へとリノベーションし、即入居獲得に成功した事例をご紹介します。

大型のショッピングモールやメルカリなどの個人売買など、消費者のショッピング形態が多様化し商店街や路面店などの実店舗が減っている現在、テナントで空室を埋めることは容易ではありません。
これからご紹介するのも、退去後すぐに相談があり、テナントの需要も踏まえて賃貸部屋にコンバージョンした事例です。
デメリットだった「1階」をメリットに変えたプランニング
物件は最寄りの駅は開発が進み、都心までもわりと近いエリアに。1階ということもあり20代~30代前半の社会人男性層に向けたお部屋をプランニング。ポイント①~④に沿ってご紹介します。

① 自転車も停められるスペースとRの壁
駐輪場がない建物のため、部屋の中に自転車をとめるスペースを作りました。どうしても物が増えてしまいがちな若年層にとっては玄関土間・収納スペースとしても活用できます。
賃貸には珍しいR型の壁は、このお部屋の“間取り”としてもポイントです!!
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② 既存を生かしてデメリットを解消する
もともとトイレの窓があった場所に、浴室を新設。窓付きのお風呂は清潔感があり若年層にも人気です。
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③ 男だって対面キッチン
対面キッチンは女性だけでなく男性でもオシャレとして好まれます。彼女を部屋に呼んだときにアピールできるモテ男ポイントのひとつだとか・・・。
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④ 外に占有スペースを確保
ベランダ側の外は専有スペースとして使用できるよう、避難経路も確保した上で隣の部屋との間にフェンスを設置しました。
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また玄関扉と窓サッシに加え、自転車をスムーズに入れられるようにスロープも新設しました。こういったスペースも1階にしかできないところですよね。
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その他の施工写真
アクセントクロスに打ちっぱなしのコンクリート調を選定。奥に見えるワインレッドのクロスと掛け合わせムードある空間を演出。

こちらの物件は募集開始後即入居が決まりました。
もちろん、テナントとして募集することで入居が絶対決まらないわけではありませんが、こちらの物件はエリア的に賃貸部屋としての入居のほうが、より可能性があると、オーナー様との話し合いできまり、コンバージョンすることになりました。
これも建物診断で、しっかりエリアの調査を行い、オーナー様と話し合いをした結果です。
ご所有の物件を今後、どうしていくか、まずは建物診断からはじめてみませんか。
診断・ご相談は無料ですのでぜひご活用ください。