修繕でもできる空室対策【外壁塗装編】

物件の安全性を確保するために修繕工事が必要な時期は必ずやってきます。築25年以上の物件でしたら、なおのこと。


「チョーキングが見られるし、前回の塗装から15年経ってるし、そろそろ塗装屋さんに電話して見積もらわなきゃ…」というオーナー様。

ちょっと待ってください!!

お金をかけて修繕工事をするのであれば、入居者・入居希望者に響く修繕工事にしませんか?

今回は、そんな事例をいくつかご紹介させて頂きます。
 

修繕を行う目安については、国土交通省住宅局市街地建築家 マンション政策室「長期修繕計画作成ガイドライン」(2008年)、(公財)日本賃貸住宅管理協会「賃貸住宅版 長期修繕計画案作成マニュアル(改訂版)」(2014年)、国土交通省 住宅局住宅総合整備課「公営住宅等長寿命化計画策定方針(改定)」(2016年)を参考に作成したものです。




アパート・サイディング物件


こちらは前回修繕工事よ15年経過しており、経年劣化が進んでいました。グレーの塗装色も褪せて、暗く古びた印象を与えてしまっています。


Before

After

よくある木造アパートでしたが、モダンな雰囲気に変身。 木造アパートというだけで敬遠されがちですが、物件情報にこの写真が掲載されていたら高感度が上がりそうです。


団地タイプの物件


若い人に敬遠されてきたこの物件は、入居者の高齢化も進み空室の長期化が予想できる状態でした。


大通りに面した外観は、やはり古い印象を受けます。同じ色で塗り直しても印象はさほど変わらないと思われるため、大規模修繕のタイミングでカラーコーディネート。


Before

After

ホワイトとダークグレーのツートンに、ブラウンとロイヤルブルーも組み合わせてアクセントを付けました。色味の違いが立体的に見えるアイデアが施されています。


こちらは裏面です。


Before

After

塗装工事だけでここまで物件の印象を変えることができます。

余談ですが、鉄仕様の手摺は発錆が進み腐食している箇所もありました。今後落下の可能性も懸念されていたので、安全性も考慮しアルミ製の手摺へ。


Before

After

鉄部に関しては耐久年数が約5年前後と言われていますが、マメな塗装を施すことで長く使用できます。とはいえ、手が届くところであればタッチアップできますが、高所は足場を組まないと対応できません。

海の近くというこの物件は、残り20年建物をもたせたいという意向の中で大規模修繕が行われる予定でした。そのタイミングで塩害も考慮して耐久性の高いアルミ手摺に交換しました。



タイル貼り物件


塗装と一部白いタイルがアクセントの清潔感のあるデザインの物件。このままでも良かったのですが、1Kという間取りや立地条件から、今後、単身の社会人男性を取り込めるという話し合いのもと、修繕工事のタイミングでイメージを一新しました。


Before

After

軒天に暖色の色を施すことでやわらかな印象が加わり、「男性=黒」といった偏ったイメージを払拭でき、男性層の間口を狭めることなく募集できます。

全体の印象変えずとも、メインとなる部分のみ変化させることでも見違えるほど印象を変えられることがあります。

例えばエントランスの部分


Before

After

エントランスの一部に、洗浄したタイルの上から塗装しました。物件名も入れ無表情だったエントランスがしっかり物件の顔となりました。



大事なポイント


上記でご紹介させていただいた事例は、すべて通常の修繕工事に塗装のちょっとしたアイデアを加えて変貌したものです。

大事なポイントとしては下記のとおりです。

ポイント①

修繕時期のタイミングで行うことで、通常の修繕予算内で入居者にアピールできる物件に生まれ変わります。

ポイント②

塗装の色を組み合わせることは思った以上に難しく、カラーコーディネートのセンスが問われます。組み合わせやバランスを間違えると、それはそれは無惨な姿になってしまい、次の修繕時期まで入居者も望めなくなってしまいます。

ポイント③

この物件にはどんな人に住んでもらえる見込みがあるか、といった入居者ターゲットの分析力も必要とします。

修繕時期が近づいている方で、予算があまりとれず修繕にしか手が回らないけど空室は気になるというかたは、塗装会社に見積もりを取るまえに、ぜひ弊社の建物診断をご利用いただき、ご相談ください。

診断・ご相談は無料ですのでぜひご活用ください。