2020年11月5日3 分

自転車散乱問題のスッキリ解決策5選

最終更新: 2023年9月28日

サイクリストが増えている昨今、駐輪スペースにまつわるお悩みをスッキリ解決しましょう。


 
近年電動付き、チャイルドシート付、スポーツバイクなど自転車の単価も高騰化している中、自転車が整頓されていない駐輪場や駐輪スペースが十分にない物件では、入居者が日々不便を感じていたり、内覧に来られた方へもマイナスの印象を与えてしまうかもしれません。
 

隠してスッキリ!

総戸数64戸の学生マンションの事例です。

戸数分ある自転車の数が膨大で、エントランス全体の中で、真っ先に駐輪場の煩雑さに目が良く状態でした。

Before

そこで駐輪場に横貼りのウッドフェンスを施工し、目隠しとしました。

After

更にただの目隠しで終わらずに、マンションの銘板とウェルカムウォールを組み合わせました。

エントランスがより際立つデザインとなり、外からの視線が気になる一階入居者の目隠しもできる一石二鳥のアイデアです。

移設してスッキリ!

エントランスに無造作に置かれた自転車が目立つ物件でした。

Before

そこで、こちらの物件には建物の裏手に空きスペースがあったため、そちらに駐輪スペースを移設させました。

After①

ただし、それだけではこれまで同様に駐輪されてしまうため、ポストと宅配ボックスをエントランスに移設しました。

After②

郵便物を取り出す動線上に駐輪し辛くなり、エントランスがスッキリと見違えました!

美観を高めたことで、物件の価値が高まり、空室3部屋が全て埋まりました。

専用スペースでスッキリ!

世帯数分の駐輪スペースが十分に確保されていない物件でした。

Before

そこで、廊下の端にあった植え込みを一階入居者専用の駐輪スペースにリノベーションしました。

After

ここで一工夫。

1部屋ごとに床面の色を変えています。

こうすることで、入居者はストレスなく駐輪できるようになりました。

室内収納でスッキリ!

自転車を趣味として楽しむ人々の増加によりブームが続き、高級な自転車を所有する方が増えてきています。

ターゲットを自転車好きなサイクリストに定め、盗難の危険性や雨風にさらされ劣化が懸念される屋外の駐輪スペースではなく、室内に自転車を飾れるお部屋をコンセプトとしました。

After

交換用タイヤや工具などもディスプレイしながら収納でき、室内で自慢の愛車のお手入れもできます。

リノベーション後、ターゲットに定めたサイクリストの入居が決まりました。

共用駐輪場の駐車台数も減って、共用部がスッキリしました。

おしゃれにスッキリ!

トレンドに敏感な若い世代に向けて、駐輪場をぷちっとリノベ!

自転車のイラストがおしゃれなピクトサイン(誰が見ても分かる視覚記号)をつけたり、

自転車型のサイクルラックや盗難防止チェーンを掛けられるタイヤ止めを設置するなど、少しの工夫で、他物件との差別化になります。

今住まわれている入居者だけでなく、今後入居される方も、共用部の美観を整えることで、

安心して住める魅力ある物件へ生まれ変われます。

皆さんの所有の物件周りの現状はいかがでしょうか?

建物だけではなく、周りの環境や、どのように見えているのか、把握することはとても大切です。

まずは建物の劣化診断からはじめてみませんか。

診断・ご相談は無料ですのでぜひご活用ください。